背景
どうもいつまでたっても python を覚える時間が取れない(取る気がない)なぁと思っていたが、ふと「そうだ、論文用の図を描くのに使ってみよう」と思い立った。グラフの作図、今まではずっと Excel → Powerpoint だった。一度だけ Excel → Adobe Illustrator にしたことがあるが、きれいにはなるのだがさらに作業的な意味でのしんどさが増すばかりだった。まぁ、最終的な論文や学会ポスタ用に一回だけ描くなら超美麗にしていいんだけど、普段からやるのはつらすぎる。自動でそこそこ整形、ってのがいいに決まってる。
候補は
といったところか。で、ちょうどいいので python にしよう、と。
パッケージの種類とインストール
一応前提として僕は Mac OS X 10.9 Mavericks.
ちょっと調べたところ、
- matplotlibというのがよさそうだ→seabornていうwrapperがもっとよさそうだ→(ちょっと試してみた)おおーたしかにきれいだ
- homebrew使ってiTerm 2でpython 2.7を使って(お試しで)いたが、どうやら IPython てのがよさそうだ→名前がJupyterに変わっていた。あと別に複雑なことしないし、もう時期的にもいいかげん python 3 でいいだろう、とも思った
- パッケージ管理ソフトは、homebrewのおかげかpipてのが入っていた(pip3てのではなさげ)→condaてのがよさそうだ
どうやら IPython という python 専用の統合開発環境的なやつ(ちがうかも)だったのが、他の言語にも対応してるよってのが Jupyter みたいだ。が、肝心の Fortran まだか…*1。
というわけで、まず Jupyter のインストールのとこにいくと、初めてなら Anaconda を入れるのを highly recommend というので入れた。この anaconda と conda の違いがよくわからんけど(コマンド名が conda?)、まぁとにかく pip と同様のパッケージ管理ソフトみたいで、後発な分ちょっと上等みたいだ。そうすると、あとは iTerm をひらいて、
$ conda install jupyter
してから、
$ conda install seaborn
すると、matlibplot やら numpy やら pandas やらの必要なパッケージは全部自動で入れてくれるっぽい。楽ちん(これは pip でも同じだったが)。自分の場合、Linux (CentOS) で yum に慣れてたので、こういうパッケージ管理ソフトには抵抗感がないのは助かる。
と、いってる間にインストール終わったみたいだ。さて…とりあえず寝るか(駄目パタン)